[最速解法 高校入試編(数学)]

最速解法とは巷に溢れる怪しげな解法テクニックではなく
基本に立脚したごくごく普通の,解法です.
基本が身についていると,普通に最速の解法になります.
過去問や問題集の解答はあまりにも寝ぼけているので,
授業では頭の動かし方を中心に思考を説明することで
受講者の思考を活性化させることを目的としています.


さて,年始年末は忙しなく授業をしておりました.
受講者は,休みなく学習に励んでおりました..
当塾も年始年末,年中無休で開いておりました.

直前期のこの時期は,テンポ良く問題を
こなしながら,基本を確認する作業をしています.
問題を沢山解くとこは良いことではあるのですが,
時に雑になりがちなので,質の良い問題を
解いてもらい,その後丁寧に解説していきます.

問題によっては何通りもの考え方の違う別解を
提示し,思考の深化を経験してもらっています.

年始年末の一場面
お題
「 場合の数・確率」
「面積比」
「2乗和の幾何的な解釈」

確率では
・事象の分割の考え方
・「少なくとも・・・」
とあるとなぜ余事象を考えるのか?

面積比では
よくある考え方が複合した問題より
相似,三角形分割などの考え方

近郊の私立の市川高,芝浦柏高,専松高の過去問
では,問題の作りが雑で学ぶ点がないので,
他の高校の質の良い問題を使用

私立入試問題は,その学校の教員の質,学力
が如実に出ます.またどのような学力を持った
生徒に来てもらいたいかのメーっセージが
伝わる問題もあります.
問題を通じて,いわば出題者との邂逅を楽しむ
お手伝いをさせていただいています.


参考書籍
「高校への数学」東京出版

以下,板書より↓

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