昔,昔の思い出話
高校時代, 夏の思い出
夏期講習 代々木校舎にて
鬼塚幹彦先生
高2東大英語 夏期講習
Lesson1
[1] Berrtrand Russel :
The Conquest of Happiness
[2] 東京外国語大学
鬼塚先生の授業は
英作文と読解が一体となったような授業展開でした.
素直に英文に接することを心がけ,
特に英文の出だしから,
その後どのように英文に接していくかの
頭の動きを示唆してくれました.
その途中で出てくる単語を詳しく説明し,
特に英作文でのその単語の使い方を
具体例を出しながら展開していくものでした.
高2東大英語では,特に英作文を中心に
展開していました.
その後,単科講座「総合英語」を受講して
わかったことですが,
単科講座のテキストには最初に
・一般規則
・単語リスト
を付属し,授業では随時
一般規則,単語リストを参照することが多かったです.
ただ,単語リストは鬼塚先生が常に仰ってたように
「復習時にご自分で単語リストを作らなければならない.
テキストの単語リストはあくまでも例なのです.」
そのためか,授業時に単語リストに追加概念が新しく書き加えられ,
単語リストそのものが進化していく様子が体験できました.
こんな感じでした.
「この前,本科生の方が,質問にこられ,
この単語は・・・・という意味じゃないかと・・
確かに,凄いな.
この単語リスト◯◯番のところ,こう書き換えよう」
記憶に残っているのは
mind の単語リストの絵です.
先生曰く,これは宇宙人ではないです.
人間の絵です. 編集の方は自分が原稿に
書いた絵を忠実に書いてくださったので,
こんな絵になりました.
宇宙人見みたいになったのは私のせいです.
どこまでも謙虚な先生でした.
[一般規則]の内容は
その後,代々木ライブラリーから出版された
「鬼塚の英語マニュアル」
イメージでつかむ英文法の基礎
そして,その後さらに加筆された
プレイスから出版された
「イメージでつかむ!英文法のしくみ」
に書かれています.
ただ,当時のテキストでは
一般規則の概要がまとめて書かれているものでした.
当時の説明で印象的だったのは,
関係代名と分詞構文の説明です.
とても斬新で,今でもその考えで
英文を読んでいます.
確か,分詞構文の説明は
当時の代々木ライブラリー(津田沼校)
の前で画面に流れていた,紹介授業映像
(サテラインではなく,VHSで売っていた授業)
で,同じ説明をしていました.
「SV,SVという文はないのです.
では,どうするか・・・・」
と続いていきます.
さて,当時テキストに載っていた
[単語リスト] ですが,
その後
研究社から出版された
「わかる 使える
最重要英単語 751
生きた例文+EXERCISE
続いて,
教学社から出版された
東大の英単語
に先生の考えの一部として残っています.
その3につづく
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