＜授業風景＞
英語編
[単語]
語源からじっくりと説明しています.
activeとpassiveに分類し,特にコロケーションを
重視した指導をしています.
授業中,扱える単語は少ないですが,
汎用性がある重要な語を中心に選んでいます.



[読解に必要な英文法]

読解で必要な英文法を扱っています.
読解の上で,重要かつ頻出ですが,巷の参考書では
手薄なところかもしれません.

英字新聞やCNNなどで生の英語に触れたことが
ある人ならば当たり前のことです.
受験参考書だけをやっている人(指導者にしかり)
には決して手の届かないところです.






数学編 (中学範囲)

最近は2次方程式の解と係数の関係を
やっていきました.
ノートには書いとけーです.

ちなみに当塾では
いわゆる「解の公式」は指導しません.
「Analisis by its history」Springer
に記載してあるような
幾何的な導入をします.
将来的にはCardanoの関係式に
繋がるような方向性です.

この先には,2次関数上の
異なる2点を通る直線のを求めることに
つながり,その先にはLagrange補完式
やNewtonの思考に続きますが,
それはまた後のお話.

今回は広大な数理世界のほんの
入り口だけの風景でした.
解から方程式を作る過程を
実践してもらいました.

高校入試的の参考文献は
山下弘一郎先生の
「トンガレ 数学 怒りと叛逆のLIVE」
が最高にいいのですが,残念ながら絶版です.


山下先生が居られた頃のK塾の高校受験用の模試は
非常に質が高く,出題者の知性の高さが目立って
とても良かったのですが,お辞めになってからは
墜落しました.
その代わり,英語でもっていた乙会(東大マスター)
が山下先生が来られてから,
途端に数学の質がよくなりました.
ただ,どの組織も上がダメだと
何もかもダメになるのでしょうか.
組織がアカンでも,
その教え子たちはいつまでも師の魂を
引き継いでいると確信します.

私ごとですが,
山下先生との出会いは
おそらく？
倉田令二郎先生のゼミ
数学探訪講座
だったと思います.
その当時は,2人もお互いを
認識していませんでした.

その昔は,予備校などの教育期間で
倉田先生のような良質のゼミが
開催いされていましたが,
最近では全くないようです.
ここまで劣化するとは・・・

そういった意味では
良い時代でした.

閑話休題

この本は絶版になりましたが,
その代わりに高校受験においては
東京出版「高校への数学」系の
書籍を参考課題にしています.