世の中はGW中ですが,
龍盡塾では毎日,学習に来る生徒さん達で賑やかです.

さて,今回は英語の授業方針みたいなものです.
とにかく,英語の土台となる基礎を中学生の
初段階から叩き込んでいます.
中学生の最初の授業は,品詞を徹底的に暗記してもらっています.
実は,中学生も高校生も基礎段階は同じなので,
中学の最初から徹底的に基礎を入れることで,
大学入試,その先の英語学習につながる
盤石な土台が養成されます.

巷に広まっている
「ネイティブは英文法を考えていない」
「間違ってもいいから,とにかく言ってみよう」
ではなく,
(大抵の場合学習者はネイティブではない)

徹底的に英文法に立脚した指導を行っています.
特に,品詞の働きと活用の相互関係を重視した
授業展開を基本にしています.

これは高校時代(夏期講習)に駿台で教わった
薬袋善郎先生の「Frame of Referrence」
を参考にしています.
最近では薬袋先生の本も多数出版されているので,
興味がある方は,そちらの書籍も参考にすると良いかと
思われます.
「基本英文法から学ぶ英語リーディング教本」




[基礎英語読解講座]

英語読解講座では,単語,読解に必要な英文法,英語読解(精読)
を中心に進めています.

単語解説では,
1つの単語を語源に遡り,
activeとpassiveな単語として,
英作文,読解に使えるように時間をかけて説明しています.
時には1つの単語についてかなりの時間を費やします.
使用教材 「必携 英単語 LEAP」

くだらない単語テスト(1:1対応の日本語を書かせる) は行っておりません.

授業板書↓ (基礎英語読解講座より)

2024.4.29tango1
2024.9.29.tango2


基礎英文読解(精読編)では,
1文1文の語としての働き,品詞としての役割を意識しながら
精密に分析しています.これは高校生,中学生を問わずに
英語の基礎となる土台を養成しています.
学年によって担当が変わらないので,
中学生から大学受験期まで一貫した指導が可能となります.
このことは英語に限らず,理数教育に関しても一貫した
指導になりますので無駄が省けます.

中学生では,検定教科書(中学校で使用しているのとは別の教科書)
を使い,質の良い英文を毎回,精密に分析しています.

高校生では,最初の段階から良質の入試問題を使い,
現時点での学力と
距離を認識してもらいます.現在の立ち位置から,何をすれば良いのかを
常に考えていただいています.

副教材 「英文読解の原則125」
竹岡広信先生著

参考教材 「
・英語ライティングクリニック」
・英文法は活きている
・鬼塚のミラクル英文108
以上,鬼塚幹彦先生著

いずれにせよ,英語力ではなく,英語を通じて総合的な
学力を養成する授業構成になっています.

具体的には,英検やTOEICに対応するような英語力よりも,
東京大学をはじめとする学力を必要とする問題に
対応可能な授業構成となっております.その為,授業では
知識のみならず,教養力をつけるような題材を提示しています.
もちろん,私立大学にも十分対応しています.
志望大学を問わず,どの大学入試にも対応可能な
盤石な基礎を養成することを目的にしています.


↓授業板書(中学生対象のもの) 

2024.4.29.e3

2024.5.3-1
2024.5.3-2